一つ前の記事でフィリピンの有名なリゾートアイランド ボラカイ島を紹介しましたが、今回は、首都マニラを取り上げます。





日本からセブ以外のフィリピンの都市に行く場合、必ず首都マニラを経由することになりますが、「せっかくなのでマニラ観光もしたいと思ったら、まずはどこに行けばいいの?」というご質問にお答えするため、今回はマニラ市内の有名な観光スポットであるイントラムロスINTRAMUROSを、簡単にご紹介いたします。
イントラムロス(ラテン語で「壁の中」という意味)は、フィリピンのスペイン植民地時代(1565~1898年)、政治、宗教、軍事の中心であった城郭都市で、スペインの影響を色濃く反映した街並みとなっています。この城郭の中には、マニラ大聖堂、サンチャゴ要塞、サン・アグスティン教会、カーサ・マニラ博物館などの歴史的な建物があり、徒歩で見学できるほか、カレッサ(馬車)やトライシクルで巡るツアーもあります。(観光客は、どこへ行ってもこれらのツアーの執拗な勧誘を受けることになりますが、なぜか全てタガログ語でアプローチしてくるあたり、フィリピン人の大らかさを感じます。)
1898年の米西戦争を経てフィリピンはスペインからアメリカの植民地となり、第二次世界大戦で日本の支配下となり、1945年のマニラの戦いで日本軍が敗退することになりますが、イントラムロスの歴史的建造物は、残念ながらこのマニラの戦いで大半が破壊されてしまいました。1979年以降フィリピン政府による復興と保存活動が本格的に始まり現在に至っていますが、人命だけでなく、人々の生活や、貴重な歴史的遺産をも失う戦争は、本当に止めて欲しいですね。
フィリピンマニラのフォトアルバムはFBページにもあります。
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