タイのオススメ観光スポット第19弾はウィサーカブーチャวันวิสาขบูชาです。
観光スポットといっても、ウィサーカブーチャは年に3回あるタイの仏教の祝日の1つで、お釈迦様の誕生日であり、悟りを開かれた日であり、お亡くなりになった日とされています。故に日本語では「仏誕節」と訳され、今年は5月22日です。
この日の夜、仏教徒はお花とお線香とろうそくを持って、説法を聴きながら、お寺の本堂を時計回りに3周します。この儀式はウィエンティエンเวิยนดทียนと呼ばれ(タイ語でウィエンは「周る」、ティエンは「ろうそく」)、今回は日本人もたくさん住むエカマイเอกมัยのワット・タートトーン วัดธาตุทองに行ってきました。このお寺はBTSエカマイ駅の目の前にある大きなお寺で、バンコクに住んでいる日本人ならきっと何度も前を通っておられると思います。広い駐車場の前には大きな立像があり、夜にはライトアップされます。境内の本堂と、その後ろにある美しい仏塔では、黄金の仏像を見ることができます。






その他のタイ 仏教の祝日
年に3回あるタイの仏教の祝日、残りの2つのうちの1つはマーカブーチャวันมาฆบูชา 。これは、お釈迦様がウェールワン寺院を訪れたとき、偶然に1250人もの成道した弟子が一堂に会したという出来事を記念して定められた日で、日本語では「万仏節」と訳されます。今年は2月24日。
あと1つはアーサーラハブーチャวันอาสาฬหบูชาで、お釈迦様が悟りを開いて、5人の弟子に最初の説法をして僧と成し、仏・法・僧の三宝が完成した日で、日本語で「三宝節」と訳されます。ウィサーカブーチャ同様、マーカブーチャの日にもアーサーラハブーチャの日にも、ウィエンティエンをします。
今年のアーサーラハブーチャ は7月20日で、その翌日はカオパンサーเข้าพรรษาです。この頃から始まる雨季の間は、草木が茂り、虫や小動物が活動するため、外に出てそれらを殺してしまわないよう、僧侶はこの日から3ヶ月間托鉢を止め、お寺にこもって修行をします。そして、この期が開ける日がオークパンサーออกพรรษาです。タイ語でカオは「入る」、オークは「出る」なので、日本語ではカオパンサーは「入安居」、オークパンサーは「出安居」と訳されます(パンサーは雨季の意味)。前述の3つの仏教の祝日を含め、これら5つの日はタイの仏教にとって重要な日です。
因みに、これらの重要な仏教の日には、お店でお酒を買うことも、レストランでお酒を飲むこともできません。禁酒は仏教の五戒の一つなのでさもありなんですね。
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